・ | 「こぐまのミーシャ」と同じソ連出身、世界的チェロ奏者のミーシャです。ユダヤ人。本名は「こぐまのミーシャ」や「ミハイル・バリシニコフ」と同じ「Михаил-ミハイル」なので「ミーシャ」と表記することも可能ですが日本版CD発売元「ユニバーサル・クラシックス」は「ミッシャ」と表記していますのでこれにならいます。 |
・ | 1956年リガの音楽学校で初めて音楽のレッスンを受け、1962年レニングラード高等音楽院に入学、1966年チャイコフスキー国際コンクールに入賞し、ロストロポービッチに師事、ソ連国内でキャリアを積んでいく。 |
・ | しかし姉のイスラエル亡命に伴い1970年彼も亡命の疑いをかけられ約18か月の間ゴーリキーの近くの強制労働収容所で拘束、出所後アメリカに亡命、1973年イスラエルに移住。同年フィレンツェのガスパール・カサド国際チェロ・コンクールに優勝し、ニューヨークのカーネギーホールでウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団と共演し、デビューする。この公演後、匿名のファンがマイスキーに1720年製のモンタニアーナのチェロを贈呈し、現在もこの楽器で演奏する。1974年伝説的チェリスト、グレゴール・ピアティゴルスキーに師事し、その後日本を含め世界中で定期演奏会を始める。 |
・ | 1985年からDeutsche Grammophon(ドイツ・グラモフォン)と独占契約を結んでいますが、ドイツ・グラモフォンでの最初の録音は1982年マイスキーと同じラトビア出身で世界的なヴァイオリニストのギドン・クレーメルとレナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との共演によるブラームスの二重協奏曲です。 |
・ | 彼には、娘でピアニストのリリー・マイスキーと、息子でバイオリニストのサーシャ・マイスキーの2人の子供がいます。 |
・ | 関連サイト:ミッシャ・マイスキー・ディスコグラフィ チケットぴあ「ミッシャ・マイスキー」 |