モスクワオリンピック |
・ | モスクワオリンピックは近代オリンピック史上初めて、マスコットキャラクターを前面に出したオリンピックといえます。公式マスコット「こぐまのミーシャ」のキャラクターグッズは大会の開催前から世界中で販売され宣伝活動の役割を果たしました。この大会以後、オリンピックにマスコットキャラクターは欠かせない存在になり、夏季北京オリンピックでは、5人戦隊のマスコットまで登場しました。 |
・ | 結果的にモスクワオリンピックをボイコットすることとなったアメリカや日本では、ボイコットが決定するまで、様々な「こぐまのミーシャ」のキャラクターグッズが販売されました。特に日本では、モスクワオリンピックの独占放映権を獲得していたテレビ朝日系(日本アニメーション制作)で大会のプロモーション用子供向けアニメ「こぐまのミーシャ」が放送され、モスクワオリンピックに参加したフランス・イタリア・フランス等でも放送されました。 |
・ | 「こぐまのミーシャ」はもちろんオリンピック競技には参加はしていませんが、ぬいぐるみ等グッズ化され世界中の子供達に感動や夢を与え、開会式や競技の合間で人文字や大きな人形になって選手の緊張をほぐし、観客や世界中でテレビ中継を観ている人達の心を和ませました。ミーシャは金メダルは獲れませんがモスクワオリンピック最優秀選手です。 |
・ | ミーシャの活躍はこれに留まることなく、特に世界中の人に感動を与えた閉会式はまさにミーシャの一人舞台でした。 |
※ | やはり1980年(昭和55年)といえば「モスクワオリンピック」、「モスクワオリンピック」といえば「こぐまのミーシャ」です。2007年12月18日発売「週刊 昭和タイムズ」第12号(1980年/昭和55年)にミーシャが登場!当サイトへの取材があり表紙下段右から2番目が筆者のミーシャ(ぬいぐるみ)の写真です。 |