オリンピックの歴史＞ オリンピックマスコット

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■歴代夏季オリンピックマスコット■

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今ではなくてはならなくなったオリンピックのマスコット・キャラクターは非公式では1968年の冬季大会から、公式のマスコットは1972年夏季ミュンヘン大会「ヴァルディー」から採用されました。開催される都市のシンボルや伝説がマスコット・キャラクターになることが多いです。このページではオリンピックマスコットの代表格1980年夏季モスクワ大会「ミーシャ」をはじめとする歴代の夏季オリンピック・マスコットキャラクターの紹介をします。

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＜第19回1968年メキシコシティー(メキシコ)＞

赤いジャガーと平和の鳩非公式のオリンピックマスコットです。「赤いジャガー」はチチェン・イツァ(メキシコのリゾート地カンクンからバスで約3時間)遺跡のエル・カスティージョ(マヤ時代のピラミッド)の神殿の中に安置され目はヒスイでできています。

＜第20回1972年ミュンヘン(西ドイツ)＞
Waldi

ヴァルディ(ダックスフンド犬) ミュンヘン大会のダックスフンド犬「ヴァルディ」が最初の公式オリンピック・マスコットです。ダックスフンドは現在は愛玩犬としてのイギリス産が多い様ですが、原産国はドイツで本来は狩猟犬です。体が五色からなっていますが五輪の各色がイメージされています。

＜第21回1976年モントリオール(カナダ)＞
Amik

アミック(ビーバー) アミックとは先住民の言葉で「ビーバー」の意味

＜第22回 1980年モスクワ(ソ連)＞

ミーシャ(ヒグマ)/ヴィグリ(アザラシ) モスクワ大会の「ミーシャ」からオリンピックのマスコット・キャラクターの存在が定着しました。ミーシャはプロモーション活動や競技場で大活躍し、モスクワ大会以降マスコット・キャラクターはオリンピックの顔としてなくてはならない存在となりました。モスクワ大会ではヨット競技はモスクワではなくタリン(現エストニア)で行われたため、タリンのヨット競技会場ではアザラシの「ヴィグリ」が活躍しました。

＜第23回1984年ロサンゼルス(アメリカ)＞
Sam

サム(ワシ) 日本ではTBSでサムを主人公とするアニメ「イーグルサム」が放送され知名度も高い。

＜第24回 1988年ソウル(韓国)＞

ホドリとホスニ(トラ) ホドリ♂とホスニ♀がマスコット・キャラクターでしたが、ホスニはあまり登場する事はなかったのであまり知られていない。

＜第25回 1992年バルセロナ(スペイン)＞
Cobi

コビー(ピレネー犬) スペインの世界的デザイナー「ハビエル・マリスカル」がデザインしたピレネー犬「コビー」です。姉の「ペトラ」はパラリンピックマスコットです。NHKでアニメ「コビーの冒険」が1992年4月6日から7月24日まで1話10分全56回放送されました。

＜第26回 1996年アトランタ(アメリカ)＞
What is it?(Izzy)

イジー(たいまつの精) イジー(Izzy)とはWhat is it?を省略した名前。

＜第27回 2000年シドニー(豪州)＞
Olly,Syd,& Millie

オリー(ワライカワセミ)/シド(カモノハシ)/ミリー(ハリモグラ) 初の三人組。オリーはオリンピック、シドはシドニー、ミリーはミレニアムを意味する。

＜第28回 2004年アテネ(ギリシャ)＞
Athena,Phevos

アテナとフィボス(神様) 姉のアテナちゃんと弟のフィボス君です。この大会からロシア代表選手団の応援マスコットが、ソ連～ロシアの人気キャラクターチェブラーシカになり、ロシア代表選手の入場行進や表彰台でチェブラーシカのぬいぐるみが多く見られるようになりました。

＜第29回 2008年北京(中国)＞
Five Friendlies