オリンピックの歴史＞ パラリンピックマスコット

■歴代パラリンピックマスコット一覧■

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パラリンピックは、オリンピックに引き続き行われる障害者のスポーツ大会です。「匹敵するもの」という意味のパラレルとオリンピックをつなげた言葉です。スポーツが身体障害者のリハビリに有効な治療手段となることから英国の医師の提唱でスタートしました。パラリンピックは1960年夏季大会から開催され、1976年からは冬季大会も始まりました。原則としてオリンピックと同じ国で開催されます。ここではパラリンピンピックを盛り上げる歴代のパラリンピンピックマスコットを紹介します。同義語にパラリンピックキャラクター。

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■夏季パラリンピックマスコット一覧■

＜第6回1980年アーネム(オランダ)＞

ノギとジョギ(リス) パラリンピックのマスコットは1980年の夏季アーネム大会からです。夏季モスクワ大会のミーシャが大会前からプロモーション活動で活躍をしていたため、倣ってマスコットを作ったと思われます。夏季五輪開催国ソ連はパラ五輪を拒否したためオランダのアーネムで開催されました。夏季五輪をボイコットしたアメリカ・西ドイツ・日本やソ連の同盟国の東欧諸国ではポーランド・ユーゴスラビア・チェコスロバキアも参加しました。

＜第7回1984年ニューヨーク(アメリカ)＞

ダンディー・ライオン(ライオン) ランモット山の頂上アルピーはモノスキーでその運動能力を示し、白、緑、青の色は純粋/雪、希望/自然、規律/湖を表すために使用されました。

＜第8回1988年ソウル(韓国)＞

コンドリ(ツキノワグマ) この2頭は日本でも本州に生息するツキノワグマで、よく見ると仲良く2人3脚をしています。ちなみにモスクワオリンピックのマスコット「ミーシャ」は日本では北海道に生息するヒグマです。<

＜第9回1992年バルセロナ(スペイン)＞

ペトラ(ピレネー犬) スペインの有名なデザイナー「ハビエル・マリスカル」がデザインしたパラ五輪バルセロナ大会の「ペトラ」は同オリンピックマスコットの「コビー」のお姉さんでありパラリンピックとオリンピックの融合を図っています。

＜第10回1996年アトランタ(アメリカ)＞
Amik

ブレーズ(不死鳥) パラ五輪マスコットは五輪マスコットよりもなじみは少ないですが、決して五輪マスコットには引けをとりません。五輪マスコットの「イズィー」は意味が不明ですがこの不死鳥「ブレーズ」は大会の趣旨に合っています。

＜第11回2000年シドニー(豪州)＞

リズィー(エリマキトカゲ) リズィーは1984年の三菱自動車ミラージュのテレビCMなどで話題になり一時大流行したオーストラリア北部に生息する生存本能と粘り強さを持つエリマキトカゲ。フリルの形は国の地図を表し、体の黄土色は土地の色を表している。

＜第12回2004年アテネ(ギリシャ)＞

プロテアス(タツノオトシゴ) プロテアスという名前は、海の神「プロテウス(Proteus)」と、最高位を意味する「プロトス(Protos)」が由来し、最高位を目指して競い合う選手をイメージしています。

＜第13回2008年北京(中華人民共和国)＞
フーニウラーラー

福牛楽楽(牛) 北京大会のマスコット「福牛楽楽(フーニウラーラー)」は子供達のお絵描きにはもってこいのシンプルなデザインのキュートなマスコットです。北京大会はオリンピック・パラリンピックともにマスコットキャラクター人気の高い大会になりました。

＜第14回2012年ロンドン(イギリス)＞

マンデビル(鉄骨のしずく)写真右五輪マスコット「ウェンロック」と、パラ五輪マスコット「マンデビル」で、まさに悪役コンビの様相！

＜第15回2016年リオデジャネイロ(ブラジル)＞

トム(植物の精)写真右ブラジル音楽の巨匠である「アントニオ・カルロス・ジョビン」の愛称「トム」が名前の由来。

＜第16回2020年東京(日本)＞

ソメイティ(市松模様)写真右 2018年2月28日に全国の小学生の投票結果により公式エンブレムの市松模様をあしらったキャラクターに決定。

＜第17回2024年パリ(フランス)＞

パラリンピック・フリージュ(フリジア帽)写真右 2人の「フリージュ」の色や形はほぼ同じで、2つの大会に区別をつけない組織委員会の方針を反映していますが、パラリンピックのフリージュの右足は、競技用の義足です。

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