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■マスコットはヒョウのザクミ■ |
● | ザクミです!日本では女の子みたいな名前ですが、男の子です!2008年9月22日、FIFAワールドカップ2010年南アフリカ大会組織委員会は本大会の決勝会場になるヨハネスブルグで大会マスコットを公開した。「ザクミ」の由来は南アフリカを表す国名コードの「ZA」と、アフリカ大陸の複数の現地語で大会の開催年である「2010年」の「10」を意味する「KUMI」を組み合わせた造語。髪はピッチと同じ緑色に染められている。同組織委のジョーダン最高責任者は、「ザクミは南アの誇りで、アフリカ大陸で初めて開催されるW杯の理想的な親善大使。彼が生まれたのはこの国の民主化が達成された1994年。開会式当日は南アフリカ国民の祝日「青年の日」にあたり16歳になる。彼は若く、活気に満ち、賢く、野心にあふれている。国や老若男女を問わず、大いに刺激を与えるもの」と大会の象徴的存在として期待を寄せた。 |
● | そして2009年9月17日、東京・内幸町の日本プレスセンターで大会をPRする南アフリカのファンスカルクビック観光相の会見に大会公式マスコットの「ザクミ」が飛び入り出演した。「計画はすべて予定通り。成功に終わることを確信している」と話した同観光相とともに、アフリカ初のW杯をアピールした。 |
※ | 歴代ワールドカップマスコット |
※ | 歴代オリンピックマスコット |
● | 2006年ドイツ大会マスコット「ゴレオ」のキャラクター商品の生産でも物議があったが、 今大会の「ザクミ」関連商品が「地元の雇用を生まない」と南アで論議になっている。ザクミを含む関連商品の多くが中国で生産されてい るためで、地元労組は商品のボイコットも辞さない構えだ。背景には安価な中国製品の大量流入で地元産業が育たない事情があり、 「貿易摩擦」がW杯に影を落としている。中国製ザクミなどの購入や販売のボイコットを検討しているのは、南ア最大の労働団体 「南ア労働組合会議」。南ア代表チーム「バファナ・バファナ」の関連商品が中国製なのもやり玉に挙げ、 「大会のシンボルが自国で生産されず、雇用創出の機会を失っている」と批判している。労組側は国際サッカー連盟FIFAやW杯実行委が、 地元製品を優先する「倫理基準」を設けることも提案。基準が導入されなければ「W杯関連行事も中止されるだろう」と警告している。 さらに与党「アフリカ民族会議」(ANC)も、ザクミを製造する中国企業の生産過程で、「未成年者が低賃金の長時間労働で搾取されている」 ことを問題視し始めた。ただ、ザクミの生産は与党(ANC)の政府高官大臣が経営する中国系の会社が生産を受注。 北京五輪(フーワー)や上海万博などのマスコットも手がける会社が下請けで実質的に製造しており、 与党と中国の「癒着」も問題になっている。近年、中国の安価な商品が南アにも流入し、地元の繊維業界などを圧迫している。 |