■燃えろ!アタックのあらすじ■ |
● | 「がんばれ!レッドビッキーズ」の後番組。北海道から上京、モスクワオリンピック出場を目指してバレーボールに奮闘する少女・小鹿ジュンの物語。 |  |
● | ヒロインの小鹿ジュン(荒木由美子)は、北海道駒ヶ岳で育ち父と二人暮しで、母親は死んだと聞かされ育った。 学校へ行きながら牧場の子馬のミニや子牛のモーモの世話などをし、また父親にトレーニングを受けてきた。その内容は、幼児にはとても届かない高さの木の枝にバレーボールを吊り下げて、それにスパイクをキメるというもの。ジュンはお母さんに会いたいが為に、子供の頃からそのボールに届くようにジャンプし続けた。「あのボールに手が届いたら、お母さんに会える。」そう信じて。その練習がジュンの驚異的なジャンプ力を育てていく。 |
● | 時は巡り、高校ではスポーツは陸上部でハイジャンプが得意! ジュンの手はいつしかボールを捉えるようになっていた。「今日こそあのボールを打ち落としてやる!」何回もチャレンジしていき、ついにジュンはボールをスパイクする事に成功。地面に転がるボール。喜び勇んでボールに駆け寄るジュン。するとボールが割れて、中に何かが入っている。「何だろう?」不思議に思って中に入っていた小さなメモ書きを見るとただ一言。「東京」と書かれていた。父のすすめでほとんど強制的に東京にあるジュンの母の母校「白富士学園」への転校を言い渡された。 |
● | 東京の「白富士学園」に行くといきなりバレーボールをやらされるも拒否!しかし、母がバレー部でエースアタッカーだったことを知り、バレー部へ。 先輩からのいじめ等いろいろな苦難がおきるが、 モスクワオリンピックへ行けば母に会えると信じ、猛特訓!ジュンには、「ジャンプサーブ」「ハリケーンアタック」そして「羆落し(ひぐまおとし)」の 必殺技も生まれた。 転校してくる天才アタッカー「ゆか」、必殺技「パールドリーム」を生み出し、当初ジュンの「ひぐま落し」を「ヒグマ返し」で破るなどジュンと反目していたがそこから友情が芽ばえ、更に「ひぐま落とし」を体得し、ジュンとコンビを組み、「ダブルひぐま落とし」を編み出す。 |
● | 他にも、「ひぐま返し」「UFOサーブ」「バーミューダ・スクランブル」「ハンマースパイク」「クロスシュート」「天井サーブ」等、描写に特撮を使用した必殺技が出てきます。 最もよく知られている「ヒグマ落とし」は空中で回転してからガオオォォッというヒグマの吼声の効果音とともにスパイクを打つ魔球です。「ヒグマ落とし」という名称は、ジュンの出身地北海道のシンボルが「ヒグマ」であることとモスクワモスクワピックマスコットの「ミーシャ」がヒグマであることから付けられたのだと思います。アニメ「テニスの王子様」39話で「ヒグマ落とし」が出てきますが、元々は「燃えろアタック」ジュンの必殺技です。第1話では荒木由美子さんと同じホリプロ所属の榊原郁恵さんが友情出演しました。「セクシーナイト」三原順子さんのドラマデビュー作で、このあと「金八先生」に出演します。 |
※ | 必殺技「羆落し(ひぐまおとし)」の名称由来は、ヒロイン「ジュン」の出生地北海道の象徴的動物「羆(ひぐま)」ですが、モスクワオリンピックの公式マスコット「ミーシャ」も「羆(ひぐま)」であることからかもしれません。 |
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■荒木由美子CDアルバム■ |
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