■ロンドン五輪マスコットは「ウェンロック」パラリンピックマスコットは「マンデビル」■ |
   |
● | ロンドン五輪組織委員会は2010年5月19日、2012年の五輪とパラリンピックのマスコットを発表した。動物や伝説などをモチーフにしてきたこれまでの大会のマスコットとは一線を画している。 |
● | オリンピックマスコットは、銀色のボディにオレンジのストライプが入った「ウェンロック」と、銀色と青色のボディの「マンデビル」。顔にはカメラのレンズに見立てた大きな目が1つあり、額にはロンドンの名物タクシー(ブラックキャブ)をイメージしたライトが付いている。五輪スタジアム建設に使われた鉄骨のしずくから、定年退職した作業員が孫のために作ったという設定。ウェンロックの名は、近代五輪の概念が生まれたシュロップシャー州の街、マッチウェンロックにちなんだ。1890年にこの地を訪れた五輪の父、クーベルタン男爵は、ここで開かれていた大会を見て五輪の着想を得たといわれる。 一方マンデビルは、1940年代のパラリンピック発祥の地であるイングランド南部のストーク・マンデビルに由来する。 |
● | 組織委員会のセバスチャン・コー会長(モスクワオリンピック及びロサンゼルスオリンピックで、ともに1500mで金メダル、800mで銀メダルを獲得)によると、マスコットのデザインに当たってはさまざまな年齢の子供たちに話を聞き、人や動物には魅力を感じない、ただ楽しいストーリーが欲しいという声に耳を傾けたという。 |
● | ウェンロックとマンデビルの物語を紹介した子供向けの短編アニメも同時に披露された。(写真中段) |
● | 写真中段アニメーションのメタル感は子供たちに受けそうだが、写真下段のかぶりものを見ると、北京大会のマスコット五人戦隊「フーワー」にやられてしまう、悪役怪人「ウェンロック」と「マンデビル」の悪あがきの決めポーズの様だ。世界的にはあまり評判が良くないようだが、イギリスの子供たちには評判が良いのだろうか?子供たちがウェンロック&マンデビルを見るとキックされ、赤ちゃんには泣かれそうなので心配だ。かぶりものはなるべく控えて、アニメ露出の方が無難である! |
|
|
■ロンドンオリンピック関連リンク■ |
|
■イギリス関連書籍やメディア■ |
|
|
|