■リオデジャネイロ五輪マスコットは「ヴィニシウス」、パラ五輪マスコットは「トム」■ |
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2014年12月14日、2016年夏季リオデジャネイロオリンピックマスコットとパラリンピックマスコットの名前が発表された。
リオデジャネイロオリンピックの公式マスコットは「ヴィニシウス(Vinicius)」、黄色いネコ科の動物で、ブラジルの豊かな動物を象徴し、サルのような跳躍力を持ち、ブラジルの代表色である黄色をメインに、青や緑があしらわれている。
パラリンピックのマスコットは「トム(Tom)」、青と緑を基調とし、頭は葉で覆われて、南米初開催の五輪ということをふまえ、南米の豊かな植物を象徴するキャラクター。
どちらも2009年10月2日が誕生日で、リオデジャネイロオリンピック決定の瞬間に爆発的に生まれた。
ヴィニシウスは全てのオリンピックスポーツが好きで活動的、トムはサンバを始めとしたブラジル音楽が大好き。 |
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名前の由来は、ブラジル音楽の巨匠である「ヴィニシウス・ヂ・モライス(Marcus Vinicius da Cruz e Mello Moraes)」と、
トム・ジョビンの愛称もあるアントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Brasileiro de Almeida Jobim)だ。
2人共、ボサノヴァを始めとしたブラジルの近代音楽に大きな影響を与えた人物で、ヴィニシウス・モライスが作詞し、
トム・ジョビンが作曲した「イパネマの娘」は、世界的なヒット曲となった。 |
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デザインはサンパウロを拠点とするアニメーション会社「Birdo Producoes」。
関連商品は2008年の北京五輪、2012年のロンドン五輪に引き続き中国の華江文化社が、グッズの製造を担う。 |
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この発表に先駆け、過去4大会の五輪マスコットが11月20日リオデジャネイロの国際空港に集結し、22日まで五輪の開閉会式会場となるマラカナン競技場などを回った。
過去の夏季五輪マスコットが開催前の五輪都市を訪れるのは初めて。記憶に新しい直近3回の夏季大会より2012年ロンドン五輪のウェンロックとパラリンピックのマンデビル、2008年北京パラリンピックの福牛楽楽、2004年アテネ大会のアテナ、そして時代を遡り1980年モスクワ大会のミーシャが南米初となる五輪開催の機運を高めた。 |
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