オリンピックの歴史冬季オリンピック開催地

冬季オリンピック開催地

■冬季オリンピック開催地■
冬季オリンピックの開催地や幻の開催地、データ、各大会で金メダルを最も獲得した国、日本人獲得メダル数を紹介します。
五輪開催地 歴代夏季五輪開催地と日本人メダル数
五輪マスコット モスクワ大会「ミーシャ」など歴代夏季五輪マスコット
冬季五輪マスコット 長野大会「スノーレッツ」等の歴代冬季五輪マスコット
チェブラーシカ 五輪ロシア代表選手団応援マスコット(2004年〜)

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■冬季オリンピック歴代開催地と日本人メダル数■
開催年
開催都市
開催国
競技数
(種目数)
参加国
地域
選手数
金メダル
最多国
日本
1 1924 シャモニー・モンブラン フランス 6(16) 16 258 ノルウェー - - -
2 1928 サン・モリッツ スイス 5(13) 25 464 ノルウェー 0 0 0
3 1932 レーク・プラシッド アメリカ 4(14) 17 252 アメリカ 0 0 0
4 1936 ガルミッシュ
パルテンキルヘン
ドイツ 4(17) 28 668 ノルウェー 0 0 0
- 1940 札幌 日本 日中戦争により返上
- 1940 サン・モリッツ スイス 変更
- 1940 ガルミッシュ
パルテンキルヘン
ドイツ 第2次世界大戦により中止
- 1944 コルティナ・ダンペッツオ イタリア 第2次世界大戦により中止
5 1948 サンモリッツ スイス 5(22) 28 669 ノルウェー
スウェーデン
- - -
6
1952
オスロ ノルウェー
4(22)
30
694 ノルウェー
0
0
0
7 1956 コルティナ・ダンペッツォ イタリア 4(24) 32 820 ソ連 0 1 0
8
1960
スコー・バレー アメリカ
4(27)
30
665
ソ連
0
0
0
9 1964 インスブルック オーストリア 6(34) 36 1091 ソ連 0 0 0
10
1968
グルノーブル フランス
6(35)
37
1158
ノルウェー
0
0
0
11 1972 札幌 日本 6(35) 35 1006 ソ連 1 1 1
-
1976
デンバー アメリカ 環境問題による住民の反対のため返上
12 1976 インスブルック オーストリア 6(37) 37 1123 ソ連 0 0 0
13
1980
レーク・プラシッド アメリカ
6(38)
37
1072
東ドイツ
0
1
0
14 1984 サラエボ ユーゴスラビア 6(39) 49 1274 ソ連 0 1 0
15
1988
カルガリー カナダ
6(46)
57
1423
ソ連
0
0
1
16 1992 アルベールビル フランス 6(57) 64 1801 ドイツ 1 2 4
17
1994
リレハンメル ノルウェー
6(61)
67
1739
ノルウェー
1
2
2
18 1998 長野 日本 7(68) 72 2302 ドイツ 5 1 4
19
2002
ソルト・レーク・シティー アメリカ
7(78)
78
2527
ドイツ
0
1
1
20 2006 トリノ イタリア 7(84) 80 2608 ドイツ 1 0 0
21
2010
バンクーバー カナダ
7(86)
82
2630
カナダ
0
3
2
22 2014 ソチ ロシア 7(98) 88 2800 ロシア 1 4 3
23
2018
平昌 大韓民国
7(102)
92
2922
ノルウェー
4
5
4
24
2022
北京 中華人民共和国
7(109)
91
2871
ノルウェー
3
6
9
25
2026
ミラノ/コルティナ
イタリア
1924年国際冬季スポーツ週間として、シャモニー・モンブラン大会は試験的に行われましたが、翌年のIOC総会で、第1回冬季オリンピック大会として認定されました。冬季大会は当初、夏季大会と同じ年に開催されていました。
1940年に札幌で開催される予定でしたが、日中戦争勃発により、日本政府はこの大会をIOCに返上、また同じ年に夏季大会が東京で開催される予定でしたが同じ理由で返上し、近代オリンピックの歴史の中で大きな汚点を残しました。そしてサン・モリッツ、ガルミッシュ=パルテンキルヘンと次々に変更されましたが結局第2次世界大戦で中止、
1944年のコルティナ・ダンペッツオ大会も同様に中止となりました。
1948年サンモリッツ大会は開催されましたが、枢軸国日本・ドイツ・イタリアは参加が認められず
1952年オスロ大会から参加が認められました。
1972年札幌大会は最初の予定よりも32年遅れて開催されました。70m級(現在のノーマルヒル級)では、笠谷幸生さんが冬季大会で日本人初の金メダル、また金野昭次さんが銀メダル青地清二さんが銅メダルを獲得し、冬季大会では初めて表彰台を独占しました。
1976年はアメリカのデンバー大会が予定されていましたが、住民投票の結果62%の住民が開催費用・環境汚染・濫開発問題等の理由で反対し、オリンピック開催を返上しました。税や環境に対するデンバー市民の意識の高さは、我々日本人、特に政府・地方自治体・関連団体には欠けている点なので見習うべきです。1964年に冬季大会が開催されインフラの整備されているインスブルックが代替地になりました。
1994年リレハンメル大会からそれまで夏季大会と同年に開催されていた冬季大会が、夏季大会の中間年に開催されることとなりました。
1998年長野大会において冬季大会では日本人代表選手は過去最高のメダル数を獲得しました。
2006年トリノ大会においてJOCの遅塚研一団長が「最低の結果だ」とコメントしていましたが、金メダルの獲得数を基準にすれば過去5番目の成績です。
2010年バンクーバー大会では市の中心部で五輪へ税の巨費投入に反対するデモの参加者約200人の一部が暴徒化し、百貨店「ハドソンズベイ」のショーウインドーを破壊、駐車中の車やバスにスプレー式のペンキを吹き付けたり、新聞販売用の金属製の箱を投げつけるなど次第に行動をエスカレートさせる事件が発生!税の巨費投入に反対するのは当然だが、矛先違いな行動はご免です。やはり1984年のロサンゼルス大会のよう民間企業のバックアップによりに税金を1ドルも使わない大会を望みます。関連記事
2014年は2012年夏季大会で落選したロシアが冬季大会でリベンジを果しました。
2018年ピョンチャン大会では日本は冬季大会過去最高のメダル数を獲得。スポーツ大国ロシアはかねてよりのドーピング問題で国としての参加はできませんでしたが個人資格として参加することができました。

■2018年3月1日更新

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